歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム
Vol.48
口腔ケアでインフルエンザ対策を!
年が明けて、そろそろ皆様落ち着かれている頃でしょうか。
インフルエンザが猛威を振るっているようです。ご注意くださいね。
↓大阪府発表のインフルエンザ情報です
http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/influ/shingata.html
この資料のグラフを見ると、去年を上回るペースで、広がっている様子がわかります。
インフルエンザウィルスはお口の中の細菌が出す酵素が関与して、体の細胞の中に侵入したり、増殖したり拡散したりすることが知られています。
実際に療養高齢者に対して口腔ケアを行うことで、インフルエンザの発症が1/10になるというデータがあるようです。
そして、口腔ケアを行った高齢者のインフルエンザに関連する酵素の活性を調べたら、活性が下がっていたことが発見されています。
お口の中をきれいにしておくことは、お口の健康というだけでなく、インフルエンザの対策にもなっていることに気づいていただけたでしょうか。
先ほどのグラフを見ると最もインフルエンザの発症数が増えるのはこれからの時期であることが確認できるかと思います。
インフルエンザ対策としても、この時期に歯科受診を検討されてはいかがでしょうか。
ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika
かとう歯科 加藤一成
~平成31年1月21日(月) 投稿~
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