歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム
Vol.26
希望を言ってもらうことが一番大切
寒さが厳しくなってきました。
例年より雪がちらつくことも多い気がします。
当院にいらっしゃる患者さんも、防寒対策をいろいろされているようです。
さて、こんな記事を見ました。
故・川島なお美さんの「選択」に惜しむこと医師への「反発」でも「従属」でもない関係とは
http://toyokeizai.net/articles/-/153665?page=3
この記事で、2ページ目の最後の方ですが、慶応大学の加藤先生は医療側が説明しても伝わらない時、あきらめの境地に至るというようなことを説明されています。
自身を振り返ってみて、自分はあきらめが悪い方だとは思っているのですが、なんとなくこれ以上は難しいかなぁと思ってしまうことがないかというと、否定できない部分もあるのが悔しいところです。
この記事のいいところは、「だから、患者さんは医者のいうことを聞きなさい」というような結論ではないところです。
患者も自分の状況や希望を医療者に説明し、医療者はそれに基づき、いくつかの案を提案する。
こうすることで、患者側と医療側とで、わかり合えるようになるのだと、僕もそう思います。
そのためには、希望を言ってもらうことが一番大切なんですよね。
できない希望もあるとは思いますが、これからも励んでいきたいと思いますので、いろいろ言ってみてもらえると嬉しく思います。
ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika
かとう歯科 加藤一成
~平成29年1月18日(水) 投稿~
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