歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム
Vol.23
自分の歯を守っていくことが重要!
急に肌寒く感じることも多くなってきた今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
半袖の白衣で診療していると、患者さんにときどき驚かれます。
ところで、10月8日は入れ歯の日だったそうです。
入れ歯というと歯を抜いた後に歯を作る方法なのですが、大きく分けて3つの方法があります。
3つとは、「可撤性義歯」、「ブリッジ」、「インプラント」になります。
すなわち、抜く前なら、歯の根っこがあるので、そこに持たせて歯を作ればいいのですが、抜いた後だと、根の代わりの、歯ぐきや隣の歯、骨の3択になるのです。
このうちのインプラントについての話をこの連休にベルグルンド先生がされるということで、聞いてきました。
詳しくはこちら↓
http://kinpoku-dental.jp/
簡単にわかりやすいとこだけ紹介すると、歯がある場合にその歯の周りにばい菌がつくと、歯周病になりますがインプラントの場合にはインプラント周囲炎になります。
インプラントは歯より防御機構が少ないので、インプラント周囲炎になった場合はより速く進みやすく、その他わかりやすいところでは、インプラントの本数が3本以下の場合と比べて4本以上だと周囲炎にかかるリスクが増えるというデータもあるようです。
やはり、インプラントといえども、全然万能でないことが見えてくる思います。
しっかり自分の歯を守っていくことが重要ということですね。
とすると、歯みがきが大切になるのですが、100%完璧にみがくのは事実上難しいです。
この点、定期的な歯科受診で、うまくクリアしていきましょう。
ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika
かとう歯科 加藤一成
~平成28年10月14日(金) 投稿~
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