歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム
Vol.5
学校での歯科健診
5月に入って、連休の後、普段の生活のリズムに戻ってきた今日この頃です。
皆さんはいかがでしょうか。
歯について言えば、5月、6月は学校で歯科健診が行われる時期で、もうじき学校で受診されるお子さまをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
さて、先日届いた資料に吹田市の健康診断の統計というのがあります。
歯科のページを見てみると、吹田市では、小学校で19,947人中6,861人、中学校で、9,250人中2,940人、合計で、29,197人中9,801人に処置勧告がだされているようです。
3割以上の児童、生徒のお口の中に問題があるという計算になるのですが、こんなに多くの子どもたちのお口の中に問題があるなんて驚きですね。
むし歯は歯の中のカルシウムが溶け出す病気です。
子どもたちの歯は、カルシウムの割合が大人に比べて低いので、少しカルシウムが溶けだしただけでも、穴が開いてしまうだけでなく、比較的早く大きなむし歯になってしまうこともしばしばです。
子どもたちのお口の中は、リスクがいっぱいだと思いませんか。
そのリスクに対応するのが、定期的な受診です。上手に歯医者を利用して、子どもたちのお口の健康を守っていただけると幸いです。
ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
かとう歯科ブログ〜佐井寺より愛をこめて〜
かとう歯科 加藤一成
~平成27年5月8日(金) 投稿~
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