歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム


歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム

Vol.32

カルシウムが取り込まれやすいフッ素

暑い日が続きますね。
例年より暑いように感じるのは僕だけではないのではないでしょうか。
暑い日にはアイスなど、歯にあまりよくないものを食べる機会も多くなりそうです。

心配なのがむし歯ですが、それを防ぐ方法というと歯みがきになるのはよくご存じのことと思います。
さらにフッソもむし歯になりにくくする方法だと聞いたことがおありなのではないでしょうか。

当コラムでも、保険でのフッソの適用範囲が広がったことを以前お伝えしています。
今回はなぜフッソがむし歯予防になるのかお伝えしたいと思います。

歯にフッソを塗ると、歯にフッソが取り込まれます。
歯にフッソが取り込まれると歯にカルシウムが取り込まれやすくなります。
歯にフッソとカルシウムが取り込まれると、歯からカルシウムが溶け出しにくくなります。
歯がカルシウムでできているのはきっとご存知でしょう。
むし歯というのは歯のカルシウムが溶け出す病気です。
だからむし歯になると歯に穴が開くのです。
カルシウムが取り込まれやすくなって、さらに溶け出しにくくなったら、むし歯になりにくいというのもご理解いただけるのではないでしょうか。

この性質を上手に利用して、むし歯を防ぎたいですね。

ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika

かとう歯科 加藤一成
~平成29年8月21日(月) 投稿~


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